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漢字・字源・漢和辞典のブログ

 語源説・字源説を中心に紹介に扱うためにこのブログを立ち上げましたが、語源説は素人には、荷が重いため、字源が中心となりました。

 また、漢和辞典・国語辞典を中心とした国語・漢字関係の書籍の紹介も補助的に扱う予定でしたが、漢和辞典の解説が人気があったため、かなり徹底的に解説したつもりです(紹介記事の内容は、自分で確認してください)。

 当初は、語源Blogへの批判が元で立ち上げたブログであるため、語源にやや重きを置いたものにしたいと思っていましたが、上のような経緯で、字源・漢和辞典に重点を移していました。

 このたび、漢字一般のブログに脱皮を図るため、またライブドア及びアメーバのブログの調子が悪いので、バックアップのための二つの理由から、上のようにブログの名前を変えました。

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【532】『学研新漢和大字典』の字源説は、藤堂説によっているか
 そうだという方は、3つの意味で誤っています。


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 旧版の字源説によっている場合、これは藤堂先生が、ご存命ですから、おそらく問題ないでしょう。

 新版で追加された、約9000字、いかに後継者の加納先生といえど、完全に藤堂先生と同じお考えだとは言えず、解説の仕方も違うことは、加納先生お一人の名前で、同じ学研から出ている漢和辞典を見ていただければよくわかります(『全訳用例漢和辞典ビジュアル版』のことです。この辞典で、加納先生は、「何々のイメージを表す」という言葉を使っていますが、藤堂先生の漢和辞典にはありません。漢和辞典以外ですが、加納先生は、半国字という言葉をよく使われていますが、藤堂先生を含め、他の先生が使われているのを見たことがありません。)。

 あと簡単にお気づきになれる点といえば、まれに字源説がない文字があるということです。

 すべての字について、藤堂説によって字源をつけたというのであれば、字源解説のない字があってはなりません。

 そんな字は、おそらく国字か国字と思われている字、典拠のよくわからないJIS漢字ぐらいでしょう。

 あとひとつは、私のブログを何回も読んでいただいている方には、想像がつくはずだと思います。

 藤堂説に何のゆかりもない協力者が書いた解説が、何の変更もなく、採用されている字もあるからです。

 字源解説について、藤堂説に沿った解説のあとに、何々とする説もあると書いてある字もあります。

 その中には、私の説を私自身が、何々とする説があると書いたものが、そのまま載っているものもあるのです。

 私は、白川説や他の説のの信奉者でないかわりに、藤堂説の信奉者でもありません。

 それがどの字であるのかは、そのとおり書いてある字はすぐにわかりますし、字源解説のプロらしくない解説が、国字の解説のあとにあれば、私が書いたんじゃないかと疑ってみてください。

 どの字がそうだと思うかコメントをいただければ、あたりかはずれかは、お答えします。 


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三省堂 難読漢字辞典
三省堂 難読漢字辞典 (JUGEMレビュー »)
佐竹 秀雄,三省堂編集所
 親字5,000字、難読語25,000語と、難読辞典としてはトップクラスの内容をB6版608ページのハンディなサイズに収める。本文は、部首順で、部首索引・音訓索引・総画索引のほか、項目索引がつく。
新潮日本語漢字辞典
新潮日本語漢字辞典 (JUGEMレビュー »)

 親字15,375、熟語47,000は、学習漢和なら少なくないが、初めての漢和辞典として購入する価格ではない。国語辞典と漢和辞典の橋渡しとなる辞典とも考えられるが、国語辞典を持っている人には、必要のない項目も少なくない。日本語に視点を置いてあり、他の辞典にない国字や異体字も多いが、今ひとつ不十分の感がぬぐえない。
旺文社 漢字典
旺文社 漢字典 (JUGEMレビュー »)

 親字10,300は、最近の学習漢和の中では、小さいほうになるが、四字熟語・故事成語など各種索引によって、検索の便の向上を図っている点は、高く評価できる
大辞林 第三版
大辞林 第三版 (JUGEMレビュー »)

 見出しは、238,000と、一冊本としては、トップクラス。解凍などに新しい意味を追加するなど、21世紀初の一冊本中型国語辞典の改訂版として、注目できる。
新訂 字統
新訂 字統 (JUGEMレビュー »)
白川 静
 常用字解や人名字解でおなじみの白川静先生の最大の字源辞典『字統』の改訂版。7,000字を解説。普及版もあり。
国字の位相と展開
国字の位相と展開 (JUGEMレビュー »)
笹原 宏之
 国字の専門研究書です。国字について相当詳しくない方には、お薦めできません。漢字の専門家であっても、国字に関する専門知識があまりない人には、ちょっと難しすぎるだろうというレベルです。専門書としては、10,290円は、決して高くありませんが、非専門家の方が読むものではありません。
新釈漢和
新釈漢和 (JUGEMレビュー »)
吉田 賢抗
 親字6,600、熟語36,000で、2,520円では高すぎる。誰しもそう思うかもしれないが、他の漢和辞典に優れる機能がある。書店で手に取られるとすぐにわかるはずだが、記事にも書いておくので見てほしい。
大漢和辞典 (補巻)
大漢和辞典 (補巻) (JUGEMレビュー »)
鎌田 正,米山 寅太郎,諸橋 轍次
 大漢和辞典全13巻に、国字やJIS漢字を含む800字あまりの親字と33,000語余りの熟語を追加し、諸橋博士が計画した大漢和辞典の改訂・増補の4期にわたる計画を完成させた。
字通[CD-ROM]
字通[CD-ROM] (JUGEMレビュー »)
白川 静
 字通のCD-ROM版。親字9,500、熟語220,000は、書籍版と同じ。
 検索結果は、表示してみる以外に、検索結果すべてをWORDなどに貼り付けることもできるので、甲骨・金文などを使いたい方にもお薦め。
 書籍版が重過ぎる、値段が高すぎて手が出ないという方にも、良い選択肢になる。
漢字源
漢字源 (JUGEMレビュー »)
藤堂 明保,松本 昭,竹田 晃,加納 喜光
 親字17,000、熟語88,000は、まさに学習漢和界のモンスターと呼ぶべき、圧倒的分量。
 字源解説・人名用漢字・和訓・国字に大幅な改訂がなされた。
学研新漢和大字典
学研新漢和大字典 (JUGEMレビュー »)
藤堂 明保, 加納 喜光
 親字19,700、熟語120,000、解説の質・量ともに一冊本漢和辞典の最高峰。
 学研漢和大字典を27年ぶりに改訂。
 普及版は、中型漢和辞典として、初めて10,000円を切る9,240円。
 机上版は、重さにやや閉口するが、普及版は中型漢和一の軽さである。
ベネッセ新修漢和辞典
ベネッセ新修漢和辞典 (JUGEMレビュー »)
新田 大作, 福井 文雅
 親字4,600、熟語28,000は、他社のものに比べると少なめだが、中学生にとっては、必要十分なレベルか。
 中学生であっても、パソコンを使いながら、使用する漢和辞典としては、やや物足りないかもしれない。
字通
字通 (JUGEMレビュー »)
白川 静
 親字は、9,500しかないが、熟語は、220,000と「大漢和辞典」についで多い。
 白川説の信奉者でなくても熟語が多い1冊本の漢和辞典が欲しいという方にはお勧め。
 50音引きであるのは、評価が分かれるか。
人名字解
人名字解 (JUGEMレビュー »)
白川 静, 津崎 幸博
 人名用漢字983字とその旧字形131字の1,164字を見出しとする字源辞典。
 「字統」の人名用漢字版であるが、素人むきにわかりやすく書き直してあり、熟語例も載っている。
 「常用字解」とシリーズをなすことから、常用漢字の旧字体から人名用漢字に入ったものは、「常用字解」を参照することになっている。
類聚名義抄 第1巻 (1)
類聚名義抄 第1巻 (1) (JUGEMレビュー »)
正宗 敦夫
 鎌倉時代初期に出来た漢字字典の最高峰。
 120の部首に33,000字あまりが掲載されている。
諸本集成倭名類聚抄 (本文篇)
諸本集成倭名類聚抄 (本文篇) (JUGEMレビュー »)
源 順, 京都大学文学部国語学国文学研究室
 類書風漢字辞典の嚆矢。
 10巻本と20巻本があるが、いずれも大規模なものではないが、本書を作成した源順の力量もあるのだろうが、この形式の古辞書の中で最も重視されており、20巻本は、古代地名の研究にも欠かせないものとされている。
 
新撰字鏡―天治本
新撰字鏡―天治本 (JUGEMレビュー »)
京都大学文学部国語学国文学研究室
 平安時代にできた和訓が付いた最初の漢字字典。
 160の部首に20,900字あまりが掲載されている。
 古い時代の国字を集めたものといわれる小学編字の約400字は有名だが、中国に典拠を見出せるものもある。
日本国語大辞典 (3)
日本国語大辞典 (3) (JUGEMレビュー »)
小学館国語辞典編集部
 ついに『精選版日本国語大辞典』完結。
 第3巻は、「は〜ん」と漢字索引です。
 ただ、個人的には、編集後記の協力者の名前の欄が大事です。
 【用例提供等】の(以下、「日国友の会」会員)の3列目一番上に私の名前が載っているからです。
日本国語大辞典 (2)
日本国語大辞典 (2) (JUGEMレビュー »)
小学館国語辞典編集部
 「精選版日本国語大辞典」全3巻の内第2巻で、「さ〜の」。
 「広辞苑」クラスでは比較の対象にならない解説と用例。
日本国語大辞典 〔精選版〕 1
日本国語大辞典 〔精選版〕 1 (JUGEMレビュー »)
小学館
 戦後初めてとなる1冊本でない中型国語辞典。
 全3巻30万語30万用例。用例の年代つき。第3巻は、索引巻を兼ねる。
日本の漢字
日本の漢字 (JUGEMレビュー »)
笹原 宏之
 著者は、国字・異体字・位相文字・JIS漢字・現代日本語の表記など漢字の色々な研究分野において、第一人者と目される研究者。
 日本の漢字に関する難しい問題を素人にもわかりやすく書いてある。
 地名・文学その他、幅広い分野から素人はおろか漢字の専門家でも見たことがないだろうという漢字が和製のものを中心に、これでもかという分量が提示される。
四字熟語の読本
四字熟語の読本 (JUGEMレビュー »)
小学館
 読み物風かと思えるネーミングだが、れっきとした辞典である。
 ハンディーなサイズの中に1,200の四字熟語が載っているが、『日本国語大辞典』の小学館だけあって、用例は実例で、西暦までついているのは、驚きである。
ポケット判同音語使い分け辞典
ポケット判同音語使い分け辞典 (JUGEMレビュー »)
小峯 和明
 ハンディーだが、簡潔でわかりやすい、同音同訓異義語辞典。
例解新漢和辞典
例解新漢和辞典 (JUGEMレビュー »)
山田 俊雄, 戸川 芳郎, 影山 輝国
 基本的には、熟語数が第二版の35,300が35,500になり、人名用漢字にも対応したというところ。
 中学生以上用という、中学生にも使える漢和辞典を標榜する辞典のナンバーワンがよりよくなったことは、評価したい。
日本語チェック2000辞典
日本語チェック2000辞典 (JUGEMレビュー »)
樺島 忠夫, 内田 満, 植垣 節也, 佐竹 秀雄
 クイズ形式で、四字熟語・ことわざ慣用句などを中心とした日本語知識をチェックしようとするもの。
 出版年は、やや古いが、一流の国語学者4人が編集に携わっており、解説のレベルも適切で、普通のクイズ本とは、一線を画すレベルである。
難読語辞典
難読語辞典 (JUGEMレビュー »)
府川 充男
 全体的にかなり良いと思われるが、欠点がないこともない。
 文字から引く形になっており、約半数の7000語しか、幹事から引けないことが、その最大の点である。
小学館古語大辞典
小学館古語大辞典 (JUGEMレビュー »)
中田 祝夫, 和田 利政, 北原 保雄
 一巻本最大の55,000語収録。高校上級以上向けだろうが、語誌は読んで面白く、ためになる。
 新選古語辞典の親バージョン。古辞書や度量衡の解説など役に立つ付録が多い。
東書最新全訳古語辞典
東書最新全訳古語辞典 (JUGEMレビュー »)
三角 洋一, 小町谷 照彦
 初の対訳版と銘打ってあるが、よくよく見たわけではないので、普通の全訳版との差がよく分からない。
 語数23,000は、全訳版として普通のレベルであると思うが、図版・挿絵を漫画家の里中満智子が担当しているのが、面白い。
 (JUGEMレビュー »)

 『新漢語林』が出るまで、大修館の学習漢和のトップに立っていたが、親字12,275、熟語45,000は、いずれも『新漢語林』を下回る。
 二色刷りの効果的な使い方では、『新漢語林』よりよく、付録も充実している。
字源
字源 (JUGEMレビュー »)
簡野 道明
 戦前作られた旧字旧かなの漢和辞典。
 親字数は、小型版にしては多い方だが、価格に見合うほどではない。
 戦後のデータとしては、常用漢字があるのみで、JISで多く採用された人名・地名用字もほとんどなく、普通の人が使う漢和辞典ではない。
常識として知っておきたい日本語
常識として知っておきたい日本語 (JUGEMレビュー »)
柴田 武
 語源のみ書いているわけではないが、語源が中心の読み物。
 辞書ではないため、50音順ではないが、索引が付いているので、簡易辞書的にも使える。
大修館 現代漢和辞典
大修館 現代漢和辞典 (JUGEMレビュー »)
木村 秀次, 黒沢 弘光
 1冊本で唯一熟語索引がついた漢和辞典。
 親字7,500、熟語25,000というのは、高校生用漢和辞典として、一番少ないクラスである。
旺文社国語辞典
旺文社国語辞典 (JUGEMレビュー »)
松村 明, 和田 利政, 山口 明穂
 収録語数81,500と、小型国語辞典としては、多いほうである。
 版を重ねてきているだけあって、変な癖がない代わりに、ここが特に売りであるということにも乏しい。
東方中国語辞典
東方中国語辞典 (JUGEMレビュー »)
相原 茂, 荒川 清秀ほか
 (JUGEMレビュー »)

 親字9,200、熟語24,000と、どちらも常用漢和辞典を上回り、価格も1,365円と安い。
 ただ、1987年から改訂されていない。
常用漢和辞典
常用漢和辞典 (JUGEMレビュー »)
石井 庄司
 親字7,100、熟語8,000、行書体もついて、実用国語辞典の漢和辞典版といったところ。
 ハンディーで使いやすい漢和辞典が欲しければお勧め。
角川漢和中辞典
角川漢和中辞典 (JUGEMレビュー »)
貝塚 茂樹
 親字9,500、熟語82,000、旺文社のものと同じく、実質は、小型辞典。
 熟語数は、小型辞典中最大だが、親字はやや少なすぎる。
 JIS漢字制定以前に企画されたものであり、その後も本格的改訂は、なされていない。
 角川の漢和辞典は、いずれもJIS漢字に対応していないが、その中でも『字源』についでJISの影響を受けていない辞典である。
旺文社漢和中辞典
旺文社漢和中辞典 (JUGEMレビュー »)
赤塚 忠, 阿部 吉雄
 親字11,000、熟語62,000で、名前は、中辞典だが、実際は小型辞典。
 旺文社の漢和辞典では、最大だが、JIS漢字には、対応していない。
中日辞典
中日辞典 (JUGEMレビュー »)
北京商務印書館, 小学館
 親字13,500、語数10万で、絶版になった『角川中国語大辞典』を除けば、最大クラスの中日辞典。
 中国で最も普及している『現代漢語詞典』の日本語版という位置付けである。
パーソナル現代漢字辞典
パーソナル現代漢字辞典 (JUGEMレビュー »)
金田一 春彦
 親字のみ解説し、熟語には、解説がない50音引きの漢字辞典の中で、唯一JIS補助漢字に対応したもの。
 他社のものがJIS第1第2にしか対応しておらず、価格も同じなので、漢字辞典としては、一押しである。
新釈漢和
新釈漢和 (JUGEMレビュー »)
吉田 賢抗
 「比(4画)・糸(6画)」など手書きの画数と使用している活字の画数が合わない漢和辞典が多いが、この辞典では、手書きの画数にあうように活字を特注している。
 手書きの画数と理論的に合う画数の部首引き漢和辞典がほしいということであれば、他の選択肢はない。
小学館日本語新辞典
小学館日本語新辞典 (JUGEMレビュー »)
松井 栄一
 『日本国語大辞典』の編者の一人が作った言葉の使い分けに重きをおいた国語辞典。
 いわゆる6万語辞典も兼ねさせようとしているが、言葉によっては、普通の小型国語辞典より詳しくないこともある。
明鏡 国語辞典
明鏡 国語辞典 (JUGEMレビュー »)
北原 保雄
 「春・夏・秋・冬」などの基本的な言葉の解説の一部に難があるものの、平均的には、日本人ならほとんど引かないであろう助詞などの解説も詳しく、誤りやすい言葉に対する気配りもある。
 外国人に言葉を説明する機会のある人には、向いているかもしれない。
現代国語例解辞典
現代国語例解辞典 (JUGEMレビュー »)
林 巨樹, 小学館辞典編集部
 『日本国語大辞典』系列の小型辞典。
 小型国語辞典の中で、用例が、唯一実字であることは、高く評価できる。
 逆に最近の小型国語辞典の中では、語彙数がやや少なすぎるのではないかと思われる。
異体字研究資料集成〈2期〉
異体字研究資料集成〈2期〉 (JUGEMレビュー »)
杉本 つとむ
 同集成の1期に漏れたものを集めたもの。特に第6巻は、国字研究には、不可欠。
異体字研究資料集成〈1期〉
異体字研究資料集成〈1期〉 (JUGEMレビュー »)
杉本 つとむ
 江戸時代から明治時代にかけての異体字および国字の研究に関する基礎的な資料を集めたもの。
学研現代新国語辞典
学研現代新国語辞典 (JUGEMレビュー »)
金田一 春彦
 金田一晴彦が、名義貸しではなく、実際に編集に参加した国語辞典で、満足できるできだといっている。
 コラムなどが充実しているのが目立つ。
 もっと売れても不思議でない辞典。
 年輩者用の机上版もあるが、他社のものと比べ、造本も良く、価格的にも良心的である。

広辞林 第6版
広辞林 第6版 (JUGEMレビュー »)
三省堂編修所
 最近改訂がなされておらず、辞典としての寿命と考えられているかもしれないが、古くからのファンは健在で、年輩の方には、広辞苑よりもなじみである場合も少なくない。
三省堂国語辞典
三省堂国語辞典 (JUGEMレビュー »)
見坊 豪紀, 金田一 春彦, 市川 孝, 金田一 京助, 柴田 武, 飛田 良文
 人気も評判も高い、中学生から大人まで使える国語辞典。
 「辞典は、鑑であり鏡である」とする主幹の考え方に基づき、他の国語辞典より、新語を積極的に取り入れている。
講談社国語辞典
講談社国語辞典 (JUGEMレビュー »)
阪倉 篤義, 林 大
 奇妙な個性ばかりの『新明解国語辞典』と対照的にいい意味で個性的でない国語辞典。
 「春・夏・秋・冬」等の基礎的な言葉の解説もきちんと出来ている。
 用例の出し方にやや難があるのが残念。
言泉―国語大辞典
言泉―国語大辞典 (JUGEMレビュー »)
尚学図書言語研究所, 林 大
 『日本国語大辞典』系列の国語辞典。
 『小学館国語大辞典』が、絶版となった今、1冊本で、用例が実字である最大の国語辞典。
日本語大辞典
日本語大辞典 (JUGEMレビュー »)

 カラー版国語辞典という分野を確立した辞典。
 同じタイプの『大辞泉』に比べ、解説がやや劣るとの評価もありますが、カラー図版は、格段に上であり、眺めていても楽しい辞典です。
新明解国語辞典 第6版 並版
新明解国語辞典 第6版 並版 (JUGEMレビュー »)
山田 忠雄
 国語辞典のベストセラー。 山田主幹がなくなられてから、その個性は、薄れつつあるが、かなり癖の強い辞典といえる。
 言葉の学習途上にある高校生に買い与えるようなものではない。
大辞林
大辞林 (JUGEMレビュー »)
松村 明
 項目数233,000は、『小学館国語大辞典』の245,800に次ぐ一冊本トップクラスの規模。
 よく使う意味から解説する方式を広めた国語辞典(はじめたのは、『角川国語中辞典』)。
 語数が多いだけでなく、バランスもよく、評価本での評価も高い。
大辞泉
大辞泉 (JUGEMレビュー »)
小学館『大辞泉』編集部, 松村 明
 オールカラー版で図版約6,000は、先行する『日本語大辞典』にやや遅れをとり、図版の大きさでも見劣りする。
 語数220,000も『大辞林』などに遅れをとる。
 カラー図版中心ではなく、百科項目の説明を補填する立場をとっているようだが、中途半端の感は、免れない。
 新装増補版というが、付録の入れ替えと本文の一部手直しだけに過ぎない。
広辞苑
広辞苑 (JUGEMレビュー »)
新村 出
 夏目漱石など明治時代の文豪の著作からの用例がほとんどなく、現代語の用例もすべて作例である。用例に重きを置けば最初に選択肢から外れる中型国語辞典。
 百科語を重視して、中型国語辞典の購入を考えるのであれば、お勧めしないでもないが、カラフルなものの方が良いように思う。
学研国語大辞典 第2版
学研国語大辞典 第2版 (JUGEMレビュー »)
金田一 春彦, 池田 彌三郎
 近現代語に特化した国語辞典として最大のもの。
 用例や説明が詳しく、1冊本の国語辞典の中で、1項目あたり最も多くの字数が費やされている。
 特に明治時代の文豪や新聞から引用した近現代の用例の多さは、群を抜いている。
 項目数は、102,000と少ないが、百科項目がないからで、その他の中型国語辞典の国語項目に比べて、遜色はない。
amasonに机上版の画像しかなかったので、それを使ったが、6,116円で普通版もある。
新潮国語辞典―現代語・古語
新潮国語辞典―現代語・古語 (JUGEMレビュー »)
山田 俊雄, 小林 芳規, 築島 裕, 白藤 礼幸
 現代語も古語も引くことができるもっともコンパクトな中型国語辞典。
 できるだけ初出例を示そうとしている。
大修館 四字熟語辞典
大修館 四字熟語辞典 (JUGEMレビュー »)
田部井 文雄
 価格帯、ページ数からすると、やや少なめの2,653語。
 徹底して、用例をつけようとしている。
 用例に難しいものが多く、漢字・国語にある程度素養がある人向きか。
新明解 四字熟語辞典
新明解 四字熟語辞典 (JUGEMレビュー »)
三省堂編修所
 最大の5,600の四字熟語を集める辞典。
 説明も丁寧で、量だけでなく、質的にもお勧めできる。
 漢検を受けない、ハンディーか否かを気にしない、出来るだけ大きい四字熟語辞典が欲しいという方には、一押し。
漢検 四字熟語辞典
漢検 四字熟語辞典 (JUGEMレビュー »)
日本漢字教育振興会
 漢検の上位級受験者必携の四字熟語辞典。
 漢検の級が明示されているので、漢検受験者以外にも難易度がわかるという利点はある。
日本のことばと古辞書
日本のことばと古辞書 (JUGEMレビュー »)
山田 俊雄
 近年出た国語・漢字関係の一般書として最高クラスの本。
 漢和・国語・古語の各辞典の編者に名を連ねているのは、伊達ではないと思われる内容である。
 漢字の専門家だが、国字は素人というレベルの人が多いが、その分野でも学識の深さを窺い知れる。
新華字典―日本語版
新華字典―日本語版 (JUGEMレビュー »)
宮田 一郎
 中国でもっとも普及している字典の完全翻訳版。
 かなり長い間、絶版になっていたので、新華字典の最新版の翻訳が出たのは、ありがたい。
 中日辞典を持っている人にも役に立つものと考えられる。
スーパー大辞林,コンサイスカタカナ語辞典[CD-ROM]―Windows98SE/2000/Me/XP
スーパー大辞林,コンサイスカタカナ語辞典[CD-ROM]―Windows98SE/2000/Me/XP (JUGEMレビュー »)
松村 明, 三省堂編修所
 CDROM版国語辞典で最高の約250,000語の「スーパー大辞林」と「コンサイスカタカナ語辞典」の組み合わせ。
 ネット上のものを除けば、新語情報をふんだんに含んだ国語辞典として最強のもの。
Super日本語大辞典 全JIS漢字版 CD-ROM版―Windows対応
Super日本語大辞典 全JIS漢字版 CD-ROM版―Windows対応 (JUGEMレビュー »)

 「学研国語大辞典」は、日本語の用例が豊富(近現代の文芸作品の中から7万5千例収録)なことで人気のあった書籍版の用例を実字にし、「学研漢和大字典」をJIS第1〜第4・JIS補助漢字の全JIS漢字対応(親字13,111字)とし、「全訳用例古語辞典」「カタカナ新語辞典」「故事ことわざ事典」「学研シソーラス」を収録。音声・図版が1万120点。シソーラス(分類語彙表)8万5千収録。古典から現代カタカナ語まで合計27万4千語収録。言葉と文字と文学と古典に関する百科情報も満載。

 CD-ROM版国語・漢和辞典の最高峰。

 Windows98、98SE、Me、WindowsNT(WS SP3以上)、2000Pro、Xp(Pro、Home)対応。
角川 現代漢字語辞典―五十音引き
角川 現代漢字語辞典―五十音引き (JUGEMレビュー »)
阿辻 哲次, 林原 純生, 釜谷 武志
 国語で使われる漢字という視点から見ると、優れた部分もある五十音引き漢和辞典。
 親字が6,000字と少ないにもかかわらず、五十音引き漢和辞典として最も高価である。
講談社漢和辞典―五十音引き
講談社漢和辞典―五十音引き (JUGEMレビュー »)
竹田 晃, 坂梨 隆三
 五十音引き漢和辞典というジャンルを作り出した辞典。
 五十音引きの中で、最も古い辞典だが、唯一JIS第1第2水準およびJIS補助漢字に対応している。
 部首索引もあり、引き方も最も便利で、もっと売れても不思議でない辞典。
三省堂五十音引き漢和辞典
三省堂五十音引き漢和辞典 (JUGEMレビュー »)
沖森 卓也, 三省堂編修所
 五十音引き漢和辞典として、最も新しく編集されたもの。
 部首索引がなく、読めなければ、引けないというのは、不便。
 JIS第1第2水準対応。
旺文社漢字典
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小和田 顕
 四字熟語索引など、便利なところもあるが、親字9,800字、熟語46,000語とやや少なめ。
 良い意味でも悪い意味でも、あまり個性がない辞典。
 中高年用に大活字版もある。
漢検漢字辞典
漢検漢字辞典 (JUGEMレビュー »)
日本漢字教育振興会, 宇野 精一
 五十音引き漢和辞典。
 漢検受験者が買うためか、アマゾンのデータでは、漢和辞典のベストセラー。
 国字の解説などからすると、あまりレベルが高い漢和辞典とは思えない(漢検の「1級漢字必携」とすら見解の異なることがある。)。
図説鳥名の由来辞典
図説鳥名の由来辞典 (JUGEMレビュー »)
菅原 浩, 柿沢 亮三
 「図説日本鳥名由来辞典」の普及版。
 博引傍証ぶりがすばらしく、類書は、見当たらない。
 私は、元版を使用している。
新選漢和辞典
新選漢和辞典 (JUGEMレビュー »)
小林 信明
 親字数12,750字と、「新漢語林」が出るまで、小型の部首引き漢和辞典の中で、最大の親字数を誇った。
 本文中に中国の簡体字を入れる唯一の漢和辞典でもある。
角川 新字源
角川 新字源 (JUGEMレビュー »)
小川 環樹, 西田 太一郎, 赤塚 忠
 「字源」を使ってきたが、その現代版が欲しいと言う方にお勧め。
 JIS漢字に対応していないが、評価は高く、「大漢和辞典」とともに、JISの規格書の参考として使われている。
角川必携漢和辞典
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小川 環樹
 小型版としては、数少ないJIS漢字に対応しない漢和辞典。
 「大字源」が欲しいが、手が出ないと言う人にスケールダウン版として、お勧めできる。
故事・俗信ことわざ大辞典
故事・俗信ことわざ大辞典 (JUGEMレビュー »)
尚学図書
 約43,000項目。
 押しも押されもせぬ、故事ことわざの大辞典。どの言葉からも探せる総索引付き。
 出版から20年以上経つが、これに変わるものがない。
成語林―故事ことわざ慣用句
成語林―故事ことわざ慣用句 (JUGEMレビュー »)
旺文社
 約17,000項目で、5250円。
 出版後10年以上経つが、解説は丁寧で、使いやすく、古さを感じさせない。
 五十歩百歩の項目など、一歩突っ込んだ解説もあり、お勧めである。
用例でわかる四字熟語辞典
用例でわかる四字熟語辞典 (JUGEMレビュー »)
学研辞典編集部
 「漢字源」の担当者が作った四字熟語辞典。
 約5,000項目で、2,100円は、お買い得か。
岩波 新漢語辞典
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山口 明穂, 竹田 晃
 JIS第3第4水準漢字に一部だが最初に対応した漢和辞典。
 親字11,800字、熟語36,000語。解説は簡潔な方で、活字はゆったり組んでいる。
 字源の解説は、ほとんどない。
現代漢語例解辞典
現代漢語例解辞典 (JUGEMレビュー »)
林 大, 小学館辞典編集部
 部首内の親字の並びは、画数順より部首の位置を優先しているため、検索には、やや慣れが必要。
 親字の意味別に熟語が並んでいる唯一の漢和辞典で、この点は便利であり、評価できる。
全訳用例漢和辞典 ビジュアル版
全訳用例漢和辞典 ビジュアル版 (JUGEMレビュー »)
加納 喜光
 JIS第1第2水準完全対応の漢和辞典で最も安い。
 熟語を減らし、ハンディーに作っている。
 高校生用という位置付けだが、カバーがオレンジであるなど装丁がかわいらしく、小中学生にも人気がある。
例解新漢和辞典
例解新漢和辞典 (JUGEMレビュー »)
山田 俊雄, 影山 輝国, 戸川 芳郎
 中学生用で、唯一JIS第1第2水準漢字すべてに対応し、かつJISコードがついている漢和辞典(JISコードがついていないものなら別にある。)。
 中学生用というが、中学生が使いこなせるわけはなく、現実には高校生以上用か。
国字の字典
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菅原 義三
 出版されている唯一の国字に関する字典。
 1,550字あまりの字を載せるが、編者も監修者も漢字の専門家ではなく、国字であるか否かばかりでなく、字形にも誤りがあるのは、残念だ。
大漢語林
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鎌田 正, 米山 寅太郎
 「学研新漢和大字典」がでるまで、中型漢和辞典で唯一JISコードがついたものであった。
 大修館の一冊本漢和辞典の最高の選択肢であったが、親字14,000字弱という分量は、「新漢語林」を下回り、あまり存在価値がなくなった。熟語約90,000で別冊で熟語索引がつく。
広漢和辞典 全4巻セット
広漢和辞典 全4巻セット (JUGEMレビュー »)

 「大漢和辞典」は、大きすぎるが、1冊本の解説では物足りないという場合の唯一の選択肢。
 装丁は頑丈かつ美麗。
 用例には、返り点などが付き大漢和よりもわかりやすく、1冊本より解説が丁寧である。また、熟語索引がついた最初の漢和辞典でもある。
 その分、親字が約20,000、熟語が約120,000という量からすると、やや値段が高め。
新明解漢和辞典 第4版
新明解漢和辞典 第4版 (JUGEMレビュー »)
長澤 規矩也
 わかりやすい部首を作ろうとしているが、成功しているとは言いがたい。
 「明解漢和辞典」・「三省堂漢和辞典」は、この系列。
 この系列の漢和辞典のみ使おうとする人意外に進められない。
講談社新大字典
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上田 万年
 戦前からある「大字典」の改訂版。
 異体字が豊富で、21,094字と一冊本最大の親字数を誇る。
 一字一字の解説量が少なくても親字が多い方が良いという方には、お勧め。
角川大字源
角川大字源 (JUGEMレビュー »)
尾崎 雄二郎, 西岡 弘, 山田 俊雄, 都留 春雄, 山田 勝美
 角川の漢和辞典の最高峰。親字の意味の解説に典拠が載っており、解説も詳しく、優れた部分が多い漢和辞典。
 ただ、解説が詳しい反面、この大きさのものでは、親字が12,300と最も少ない。
 親字を増やした改訂版が望まれる。
岩波 日本語使い方考え方辞典
岩波 日本語使い方考え方辞典 (JUGEMレビュー »)
北原 保雄
 字源や語源には関係ないが、日本語一般や漢字一般の基礎的な知識の整理に役立つので取り上げた。
 解説が詳しく、説明も丁寧なので、入門書代わりにもなる。
暮らしのことば 語源辞典
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山口 佳紀
 引いて役に立ち、読んでも面白い語源辞典。
 中堅の学者数名による共同著作で、他の人による語源説はほとんど出ていないが、自分たちの意見がきちんと書かれており、「日本語源大辞典」より素人向き。
 語源を調査した文献の解説もあり、文学部学生の入門的参考にもなるか。
新漢語林
新漢語林 (JUGEMレビュー »)
鎌田 正, 米山 寅太郎
 小型版漢和辞典で唯一の全JIS漢字対応版。
 「大漢語林」よりも親字が多いのは驚異的であり、大修館書店の小型漢和辞典が欲しければ、ベストチョイス。
漢字源
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藤堂 明保, 竹田 晃, 松本 昭, 加納 喜光
 JIS第1水準から第4水準対応の小型漢和辞典の最高峰。
 字源は、藤堂説に基づくので、「学研新漢和大字典」は、手が出ないという方にお勧め。
 JIS補助漢字も必要であれば、来年発売の改訂版を待つ必要あり。
 もっと売れても不思議じゃない辞典。
全訳 漢辞海
全訳 漢辞海 (JUGEMレビュー »)
佐藤 進, 浜口 富士雄, 戸川 芳郎
 漢和辞典の世界に全訳方式を取り入れた最初の辞典。
 高校生用としては、トップクラス。
 最初に作られたものを数分の一にしたと言うが、その元の辞書がほしいものである。
図説魚と貝の事典
図説魚と貝の事典 (JUGEMレビュー »)
望月 賢二, 魚類文化研究会
 「図説魚と貝の大事典」の縮刷版。
 和名の由来は、語源辞典より詳しいこともある。
 魚に関する外辺的な各種の知識が得られる。
日本語源大辞典
日本語源大辞典 (JUGEMレビュー »)

 最近、語源辞典も充実してきたが6,000語もあるのはこれだけ。
 編者や著者の語源説を述べるだけの字源辞典が多い中で、各種の語源説を紹介している語源辞典。
 編者たちの意見が少ないのは、日本の語源研究の定説のなさを示しているか。

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